SAILING

 

ディンギーセーリングT

セーリングの魅力

私とディンギーとの出会いは今から20年近く前の夏、友人達と遊びに行った中島の大串での事です。
その頃の私は、モーターボートで瀬戸内海を走り回ったり
水上スキーを日が暮れるまで滑っていた頃だと思います。BLUE ISLAND大串(今もベースにしているペンション)に初めて泊まりで遊びに行った時、やはりそこにヨットで遊びに来ている人達がディンギーでレースをしているのを初めて目の前で見て、面白そうで自分も乗って見たくなってしまったのですが、ペンションの管理をしていた吉村さん(美川ロッジのオーナー)に、まだ出会ったばかりの頃なので見ているだけでした。
それから何回か遊びに行っている時にディンギーの乗り方を教えてもらって何とか乗れるようになると、自分の艇が欲しくなり中古のディンギーを買ってしまいましたが、本当にハマッてしまったのはそれからだったかも知れません、乗れば乗るほど奥が深い事が解り
また、操縦技術だけでなく知識も必要で、非常に面白いスポーツです。

ヨットが風上に向かって走る事、知ってますか・・・?

初めてヨットに乗った時に何故風上に向かって走れるのか知りませんでした。
ヨットでも、帆かけ舟のように後ろから風を受けて走る物だと思っていましたが、実際に乗ってみると向かい風(実際は、斜め前方の風)でも走ることが出来る事が解ったのです。
みなさん、この理屈解りますか?・・・・・私は不思議でたまりませんでした。
後ろから帆に風を受けて動くのは誰でも理解できると思いますが、風が吹いて来る斜め前方へ船が走るんですよ!それも勢い良く走り出すなんてスゴイと思いませんか?

ヨットが風上に向かって走る訳・・・揚力とは?

ふつう、風を正面から受けたら後ろへ押されますよね、やはりヨットも正面の風は同じですが、風が真横から斜め前方45度ぐらいから吹く風ならヨットは前方に走り出します、それは揚力により引かれる力の方が押す力より強いからです。
揚力とは、上の画像の風を受けた時の帆(セイル)の形状(断面)を見て下さい、何かに似ていませんか・・・?そうです、飛行機の翼の断面の形状に似ています。
飛行機は、風の力ではなくエンジンの力で推進力を出し、それによって翼に風が当たり翼の下と上のふくらみを風が流れることで圧力差が発生して、飛行機を持ち上げる程の強い上向きの力(揚力)が発生する事で地面から浮き上がる事が出来るそうです。

私が見た本に面白い実験例がありました。
水道の水を出してその水の流れ(風の代わり)にスプーン柄をかるくつまんでぶら下げてスプーンの丸い背の部分(セイルの代わり)を水の流れに近ずけてみて下さい、すると少し流れる水に触れただけで、水の力に跳ね返される事なく流れに強く引き込まれる力が揚力であると書いてありました。

何か難しい理屈はさておき、セイルの形状が大事である事だけでも覚えて下さい。
このセイルに風が流れる事で揚力が発生して風上でも進む事が解ればヨットを自由に自分の行きたい所に走らせる事が可能なのです。(ただし、風があれば・・・・)


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