管理人のこだわり

レストア奮闘記

 

Good Old ’60


 

第 十 章 歪み取り

ヴィンテージカーや旧車ファンの為に、私が試行錯誤しながら辿り着いた、フルレストア作業の手順・作業内容など、私のSRを中心に他にレストアした何台かの車の画像も交えて説明して行きたいと思います。

S800の新品パネル部品取替作業も終了していますが、ホンダの場合再販パーツとして部品を供給してくれるのは良いんですが、再販パーツの精度があまり良いとは言えないので、新品パーツにも関わらずパテにより歪み取りが必要になります。
当時の純正パーツであれば、これほどのパテにより歪みを取る必要はないのですが・・・!
旧車の場合の再販部品は、どこのメーカーの部品も精度が良くないと思うので、皆さんも使用する場合注意が必要ですよ!

綺麗に見えるパネルでも殆どの部分でパテによる修正が必要で、このSRは当時としては高価なスムーソンのボディーフィラー(中間パテ)を使用して一回パテを付けるたびに3日から1週間程度パテを乾燥させてから研磨して行きます。
乾燥が甘いと後で僅かですがパテ痩せが起こり歪みの原因になります。
パテの研磨も始めはダブルアクションオービタルサンダーで荒削りしてから、最後は手仕上げにより何度も歪み取りをしてパテ仕上げの完成と成ります。
この作業は非常に難しい作業で技術だけで無く、車のボディーラインを頭に入れて作業する必要があり、本当にレストアが好きで無いと根気が続かず時間と費用を賭けても満足出来る仕上がりに成りません。

パテ仕上げが完成すれば、ボルトオンのパネルを取外してからボディーと別々に、一度目のサフェーサ(2液型の4:1ウレタンサフ)はパテを研磨する事による微妙な歪みを見る為に半ツヤのサフを厚めに塗装してから、もう一度当て木を当てて歪みを見ながら最終研磨してから、二度目のサフを歪みを見ながら塗装します。
この時点で歪みが残っていれば、もう一度パテにより歪みを取り三度目のサフを塗装して最終的にホワイトボディーの完成です。


次回は、フレーム&パーツのレストア

HOME レストア TOP