バッテリーの寿命と交換時期。
自動車用のバッテリーは、完全放電に近い過放電をさせてしまうと「サルフェーション」と呼ばれる鉛蓄電池特有の劣化現象を起こします。
バッテリー上がりのような過放電を繰り返すと、負の極板の表面に硫酸鉛の硬い結晶が付着することで、サルフェーションが起き、本来の充放電ができなくなって、非常に寿命が短くなります。
サルフェーションを起こさない為には、過放電をしないようして、使用後すぐに充電を行い、いつも充電容量を満了状態にしておくことでバッテリーの寿命を延ばすことができます。
バッテリーの交換時期の確認と充電方法
バッテリーの寿命を知るには、充電終了後に数時間たって液温が常温になってから、比重や電圧が安定してきたら、左のような比重計で測ります。
充電が完了しているのにバッテリーの比重が1.23以下の場合には、寿命が来てると判断して交換時期がきていると考えられます。
バッテリーの充電方法は、バッテリー容量の10%の電流で10時間充電するのが基本なのですが、バッテリーの状態により違いがありますので、時々比重を計りながら充電するのが望ましいとされています。
ただ、充電しているとバッテリー液の温度も上がり変化するので計算して補正しながらになるので一般の人には難しいと思います。
比重計で測定が出来ない場合の目安としては、バッテリーの寿命は大体3年程度ですから、バッテリー以外に異常が無い場合で充電しても同じ症状が出る場合は早めにバッテリーを交換してください。
バッテリーが上がった時の対処の仕方
バッテリーが上がってしまった場合には、バッテリーを取り外してガソリンスタンドや自動車修理工場で、普通充電するのが基本です。
緊急に車を利用したい場合には、ポータブルのエンジンスターターやブースターケーブルをつないで暫くチャージ(充電)してから、エンジンを掛けるようにします。
ブースターケーブルは、赤い色をプラス端子に黒い色をマイナス側に挟むのが基本ですから、電源を貰う側のバッテリーも同じ色に合わせて、プラス側を先に繋いで最後にマイナス側を繋いでください。(ブスターケーブルは出来るだけケーブルの太い物を普段から持ってると便利です。)
冬の寒い朝などでは、バッテリー容量が低下してエンジンが掛かりにくい事があります。
(緊急措置として、ぬるま湯をバッテリーに掛けて暖めるとエンジンが掛かる場合もあります。)
出先でのバッテリー上がりでの対処で、ブースターケーブルなど無い場合は、JAFなどロードサービスに依頼するしかないですが会員で無い場合、有料になります。
最近はクレジットカードやガソリンメーカーのカードには、無料のレッカーサービスの特典がついてるものもあります。
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